Back To The Roots 岡安章介#1

- 11月 05, 2019

"Back To The Roots"とはゲストに大宮西での高校生活を振り返ってもらいながら、それが現在にどう繋がっているのかを同じく卒業生のインタビュワーが引き出す。

そんな過去のルーツから"今"に迫るインタビュー企画です。

第2回目となる今回のゲストは、お笑い芸人の岡安章介さんです。岡安さんといったら、車掌のモノマネなどで知っているという人も多いはず。未だ進化中の岡安さんに大宮西高での学校生活から、来年20周年となる『ななめ45°』での活動に至るまでをインタビュー！

Interview:岡安章介

ななめ45°ポーズの岡安さん

〜とにかく目立った高校時代〜

ーまず、岡安さんはいつ卒業されたんですか？

岡安：1998年に卒業しました。21年前ですね。

ーいま21歳なので、僕が生まれた時に卒業したってことですね（笑）。

岡安：若いな！なんかいいのか悪いのかよくわかんないですね（笑）。

ーそうですね（笑）。どうして西高を選んだんですか？

岡安：中3の時に高校を見に行く機会があって、それで西高にいったらやっぱり他の高校よりも自由な雰囲気があって、そこに惹かれましたね。あとは地元が桶川なんですけど、イケてるやつは大宮で遊んでたんですよ。それで『大宮に行きたい！』って気持ちもあって（笑）。

ーなるほど。入学した後はどんな生徒だったんですか？

岡安：入学してすぐにサッカー部に入部しました。中学生の時からやっていたので、そのままの流れというか続きみたいな感じでしたね。その後、2年生になった時に中学が一緒だった今の相方の土屋に誘われて、もう一人と一緒にトリオを組みました。

ーじゃあ、お笑い自体は誘われて始めたってことなんですね。

岡安：そうです。元々サッカー部の中でお笑いの真似事みたいなのは披露していたんですよ。それで卒業した後に一人が『本格的にやってみないか』って言われて、「よし、やるか」ってなりました。

ーじゃあ、サッカー部はそのタイミングで辞めたってことですか？

岡安：それがサッカー部は辞めようとしたら顧問が『退部じゃなくて休部にしておけば戻って来れるから』って言ってくれて休部扱いにしてくれました。結果的に部活には戻らなかったですけど、あれはありがたかったなー。

ーめっちゃいい先生ですね。お笑いはどんな風にスタートしていったんですか？

岡安：雑誌の一番後ろのページに［オーディション募集！］みたいなのがあって、確かナベプロだったと思うんですけど、そこに応募してネタ見せに行きました。当時はちゃんとしたネタなんてなかったんですが、なんとか合格しました。

ーすごいですね！合格後はどうだったんですか？

岡安：その後は定期的にお笑いライブに出させてもらってました。あとは、毎週末に、新宿の西口公園に自作のパネルを立てて、仲間たちと一緒に野外ライブをやってましたね。『今からお笑いやりまーす！』ってご飯食べてる人とか座ってる人たちに声をかけたり。今考えるとよくやってたな～（笑）。

ーそれだけお笑いに本気で打ち込んでいたってことですよね。

岡安：そうですね〜。平日は学校で、放課後にアルバイトをして、週末はお笑いライブ活動で、稼いだバイト代はそういうのに補填したり運営費に充当したり...いろいろやってましたね（笑）。

ーめちゃくちゃハードですね...。学校生活の中で印象に残っている出来事はなんですか？

岡安：やっぱり3年生の時に後夜祭で怒られたことかな〜。言っていいのかわかんないですけど（笑）。

エピソードを話す岡安さん

ー面白そうなのでぜひ教えてください（笑）。

岡安：後夜祭にDJ機材を持ち込んで音楽を流すっていうので出演したんです。それで暗くして体育館内をクラブのフロアみたいにスモークを焚きたかったんですよ。それでアイス屋さんにドライアイスをもらって水をかけたんですけど全然うまくいかなくて。それで『花火の煙玉でやればいいんじゃないか？』って閃いて、やったら思いっきり火災報知器が鳴っちゃって、暗いどころか全部電気ついちゃって（笑）。そのあとちゃんと先生に怒られました。

ー武勇伝じゃないですか（笑）。

岡安：このエピソードもテレビで話すんですけど、ディレクターに『流石にこれ使えないっす...』って言われてだいたいカットされるんですよ（笑）。

ーたしかにこのエピソードは地上波じゃ流せないですね（笑）他には何かありますか？